米アップル、iPadなど値上げ 円安で最大1万6千円

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米アップル、iPadなど値上げ 円安で最大1万6千円

 

記事要約

米IT大手アップルが、日本で販売するタブレット端末「iPad」や携帯音楽プレーヤー「iPod」の価格を値上げしたことが31日、分かった。円安の影響で輸入価格が上昇したため、同日朝から店頭や通販サイトの価格表示を引き上げた。

 アイパッドの場合、携帯用の通信回線を搭載した容量128ギガバイトのモデルで、従来の7万7800円から9万3800円にするなど、最大で1万6千円値上げした。

 「iPad mini」は、最大で1万1千円、アイポッドが最大で6千円の値上げとなった。スマートフォン「iPhone」の価格に変更はない。

疑問

米アップルはなぜ値上げに踏み切ったのだろうか。

考え・主張

現在日本経済はアベノミクスの影響で円安が進行中であり、ついに先日1ドル=100円を超えた。米アップル社は自社製品の価格をドル基準で決定している。そのため今までは1ドル=80円で価格を決定していたのが円安の影響を受けたため、今回のような値上げを実行したのだろう。デフレ脱却は日本経済の重要な課題であるが急激な円安がこのように我々の生活におよぼす影響も考えなくてはならない。