脱原発訴え参院選前に街宣活動 東京都心で

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脱原発訴え参院選前に街宣活動 東京都心で

記事要約

毎週金曜日に首相官邸前などで脱原発を訴えている「首都圏反原発連合」は30日、参院選で原発問題を争点にして有権者に脱原発を掲げる政党や候補に投票してもらおうと、東京・新宿駅前などで街宣活動をした。約20人の参加者が「ぜひ読んでください」と道行く買い物客らに声を掛け、各政党の脱原発に向けた政策を「◎」「×」などの記号で分かりやすく示したビラを配った。昨年の衆院選前にも東京・原宿などで同様の活動をしていた。参院選前にはこの日に加え、週末を中心にさらに3回の活動を予定している。

疑問

この街頭活動はどのくらいの効果があるのだろうか

考え・主張

東京の街頭で反原発活動というのは、人が多い分なかなか効果的と言えるだろう。ただ反原発を公約とする政党に投票してほしいというのは原発以外の重要な事項を考慮しない浅はかな考えで、少々問題なのではないか。またこの団体の人にとっては残念ではあるが、今日の財界政界の方針は「原発維持」である。仮に反原発政党が多数の議席を獲得しても圧力団体のロビイスト運動により脱原発を実現するのは困難なのではないかと思う。