EUも米当局の監視対象か 盗聴器仕掛けたとドイツ週刊誌
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記事要約
ドイツ週刊誌シュピーゲルは30日までに、米国家安全保障局がワシントンにある欧州連合(EU)代表部の施設などに小型盗聴器を仕掛け、監視対象にしていたと報じた。NSAはコンピューターネットワークにも侵入、電子メールや内部文書を盗み見ていたという。同誌は米中央情報局(CIA)元職員エドワード・スノーデン容疑者が所持する機密文書の一部を閲覧したとしている。元職員本人と直接接触したかどうかについては言及していない。
疑問
このことがきっかけでアメリカと欧州の関係が悪化しないか
考え・主張
元CIA職員のスノーデン氏が政府の個人情報収集問題を暴露してからというもの、アメリカ政府は諸外国や国内機関、議員から批判を浴びているが、この新たな事実はアメリカ政府が不正アクセスをしてまで国内諜報活動をしていたことを示している。いくら政府とはいえ個人や法人の情報に勝手にアクセスし、情報を盗み見るというにはプライバシーの侵害であると思う。今後政府がどんな対応を見せるのか注目したい。