公募校長退職で橋下市長不快感 制度は継続へ

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公募校長退職で橋下市長不快感 制度は継続へ

記事要約

ことし4月に大阪市内の小学校に着任した民間出身の公募校長がわずか3カ月で退職したことについて橋下徹大阪市長は26日、「公の世界に身を投じようとするなら覚悟を持ってもらわないといけない。無責任」と不快感を示した。

退職した校長に対し橋下市長は「子どもの将来に関わることなので自分のキャリアアップよりも他人のために奉仕する気持ちがないと公の世界ではやっていけない」との一方、校長から年功序列による給与体系など教育現場における幾つかの問題提起があったことから、「公務員の独特の価値観に基づくことで指摘を受けることは非常にいいこと」と述べ、今後も継続していく考えを述べた。

疑問

校長が三か月でやめてしまったことの根本的な原因は何か

考え・主張

今回辞職した校長の言い分は「自分のキャリアに見合った給料がもらえず、また規模の小さい学校に派遣されたうえ、自分の意見が通らず年功序列的な差別を感じたから」とのことだった。確かに元校長の言い分は理解できるが、学校というのは子供を教育する場であり自分の待遇があまり良くないからといって簡単にやめるのは少々ドライすぎるのではないかと思う。次の校長に期待したい。