不正アクセス容疑、神奈川の中学生を書類送検 県警

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不正アクセス容疑、神奈川の中学生を書類送検 県警

記事要約

足利署と県警サイバー犯罪対策室は20日、不正アクセス禁止法違反の疑いで神奈川県の男子中学生(14)を宇都宮地検足利支部に書類送検した。

 同署によると、男子中学生は2012年12月から2013年1月にかけて、インターネットのオンラインゲームで、他の利用者が登録した仮想キャラクターを乗っ取るために、他の利用者10人が登録したIDとパスワードをゲーム運営会社の認証サーバーに入力して不正アクセス行為をし、10人のパスワードや登録されたメールアドレスなどを変更するなどした疑い。同署によると、容疑を認めている。

疑問

中学生でもこのようなことができるのか

考え・主張

インターネットのセキュリティの重要性が日に日に高まっていく中で、中学生が企業のサーバに不正にアクセスし、利用者のアカウントを乗っ取ったというのは驚きである。また簡単に企業のサーバーが中学生にも突破できてしまうセキュリティを敷いているというのも問題ではないだろうか。この中学生の目的がゲームのキャラクターを乗っ取るというものだったから良かったものの、もしこれが悪意のある第三者だったら、機密情報が漏れたり、システムに致命的な損害を受けたりする可能性もあったはずである。